今日、クリの二回目の診察があった。治療を始めて、食欲も出ているし少しは改善の兆しがあるものと思っていた。
エコー検査。脾臓がまだらだったのが、今回は分からない。
「よくなってる?」
そう思っていたら、それは肥大しすぎて分からなくなっていたのだった。肝臓も腫れている。血液検査の結果を待つ。
それは、目を疑うような数値だった。食べているのに、貧血が輸血必要なぎりぎりな数値。いつ、内臓から大出血を起こしてもおかしくないとのことだった。もし、そんな事態になったら何日ももたない。ただちに抗ガン剤治療は中止。止血剤とビタミン剤とステロイド剤の投薬に変わった。
前向きに「もう決して泣かない」と決めていた。そして、今日まで泣かなかった。でも、あまりの進行の早さに戸惑い、隣にいたわんちゃんの飼い主さんに
「どうしたの?」
と声を掛けられたことで、糸が切れた。
偶然会って、一緒に行ってくれた親友が一緒に泣いてくれた。だから、救われた。
負けない。決して負けない。残された時間がどれくらいあるのか分からない。わずかなのかも知れない。でも、だからこそ、精一杯一緒にいよう。
エコー検査。脾臓がまだらだったのが、今回は分からない。
「よくなってる?」
そう思っていたら、それは肥大しすぎて分からなくなっていたのだった。肝臓も腫れている。血液検査の結果を待つ。
それは、目を疑うような数値だった。食べているのに、貧血が輸血必要なぎりぎりな数値。いつ、内臓から大出血を起こしてもおかしくないとのことだった。もし、そんな事態になったら何日ももたない。ただちに抗ガン剤治療は中止。止血剤とビタミン剤とステロイド剤の投薬に変わった。
前向きに「もう決して泣かない」と決めていた。そして、今日まで泣かなかった。でも、あまりの進行の早さに戸惑い、隣にいたわんちゃんの飼い主さんに
「どうしたの?」
と声を掛けられたことで、糸が切れた。
偶然会って、一緒に行ってくれた親友が一緒に泣いてくれた。だから、救われた。
負けない。決して負けない。残された時間がどれくらいあるのか分からない。わずかなのかも知れない。でも、だからこそ、精一杯一緒にいよう。
