みちのくの山野草

みちのく花巻の野面から発信。

1301ルツェルン(その2)

2009-12-19 08:00:03 | スイスアルプス
 では、1333年に完成した赤茶の瓦屋根付きの、ロイス川に架かる全長204mの
カペル橋

   <Globetrotter社発行絵葉書>
を渡ってみよう。この橋はフィアヴァルトシュッテッテル湖から侵入しようとする敵を監視するために架けられたのだとのこと。
《1 橋の両側には花が飾られている》(平成21年7月6日撮影)

《2 〃 》(平成21年7月6日撮影)

 そして、その屋根の裏の梁には計111枚の
《3 板絵》(平成21年7月6日撮影)

が飾られている。17世紀の画家ハインリッヒ・ヴェークマンによって、ルツェルンの歴史上の重要事件や守護聖人の生涯が描かれたのだそうだ。ところが、橋の途中からその
《4 絵は焦げている》(平成21年7月6日撮影)

1993年不審火で橋が火災に遭い、橋も板絵も殆ど焼失してしまたという。
 ということで、今ある橋は翌年の
《5 1994年に再建されたカペル橋》(平成21年7月6日撮影)

であるという。
 その橋の下流側には
《6 八角の塔》(平成21年7月6日撮影)

があり、
《7 水の塔》(平成21年7月6日撮影)

と呼ばれている。この塔は緊急の際に警鐘を鳴らす鐘楼として、また幽閉や拷問のために使われたという。

【ルツェルン(Luzern)】

   <『るるぶスイス'07』(JTBパブリッシング)より抜粋>

 次はカペル橋を渡り切って振り返って見た対岸の景で
《8 ラートハウスクヴァイ》(平成21年7月6日撮影)

かつての市庁舎(Rathaus)がある川岸である。その
《9 旧市庁舎》(平成21年7月6日撮影)

である。左端に見える橋はラートハウス橋である。
 なお、いま立っているところは
《10 イエズス教会前》(平成21年7月6日撮影)

で、バロック様式でスイス最古の
《11 イエズス教会》(平成21年7月6日撮影)

が目の前に聳えている。
 また、そこからロイス川の川下を見れば
《12 カペル橋とリギ山》(平成21年7月6日撮影)

が、川上を見遣ればもう一つの屋根付き橋
《13 シュプロイヤー橋》(平成21年7月6日撮影)

が眺められる。
 また、対岸(北岸)の高みを見上げれば
《14 ムーゼック城壁の塔》(平成21年7月6日撮影)

が遠望できる。
 では、シュプロイヤー橋とラートハウス橋の間の橋、ロイス橋を渡って
《15 対岸側》(平成21年7月6日撮影)

に戻ることにする。
《16 ロイス橋の袂》(平成21年7月6日撮影)

橋を渡ったところで見つけた興味深い
《17 ベルン州のシンボルレリーフ》(平成21年7月6日撮影)


《18 名前不詳の像》(平成21年7月6日撮影)

があったのだが、それ以上に目立って数多くあったのが
《19 フレスコ画の描かれた建物》(平成21年7月6日撮影)

《20 〃 》(平成21年7月6日撮影)

《21 〃 》(平成21年7月6日撮影)

これなどは、遠近法を用いて描いており恰も凹凸があるように立体的に見える。
 そして、これが
《22 旧市庁舎》(平成21年7月6日撮影)

《23 〃塔形塔》(平成21年7月6日撮影)


 以上で、ルツェルンの報告は終了である。

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