<ただいま〝セリ科〟勉強中>
昨年までは多少悩んでいたのだが、2年連続して観察してみた結果以下のものはいずれもやはりエゾノヨロイグサ
であると判断した。
というのは、『山に咲く花』(写真/永田芳男、編・解説/畔上能力、山と渓谷社、203p)によればオオバセンキュウの特徴は、
・山地の林縁などの日当たりのよいところに生える。
・茎は紫色を帯び、無毛で、高さは1~2㍍。
・葉は2~3回羽状複葉
・小葉は狭卵形で2~3裂し、鋭い鋸歯がある
・葉の質は厚く裏面は帯白色。
・上部の葉は退化し、基部が鞘状にふくらむ。
・大型で有毛の複散形花序に白色の小さな花を多数密につける。
・果実は楕円形で長さ6~7㍉、両翼は広い。
・花期7~8月。
・分布:北海道、本州(中部地方以北)
・花は白色のとき淡紅色を帯びる。
とあり、基本的には殆ど当て嵌っていると思えるからである。・茎は紫色を帯び、無毛で、高さは1~2㍍。
・葉は2~3回羽状複葉
・小葉は狭卵形で2~3裂し、鋭い鋸歯がある
・葉の質は厚く裏面は帯白色。
・上部の葉は退化し、基部が鞘状にふくらむ。
・大型で有毛の複散形花序に白色の小さな花を多数密につける。
・果実は楕円形で長さ6~7㍉、両翼は広い。
・花期7~8月。
・分布:北海道、本州(中部地方以北)
・花は白色のとき淡紅色を帯びる。
ちなみに、
《1 G1》(平成25年8月28日撮影)
《2 〃 》(平成25年8月28日撮影)
《3 〃 》(平成25年8月28日撮影)
《4 〃 》(平成25年8月28日撮影)
《5 〃 》(平成25年8月28日撮影)
《6 〃 》(平成25年8月28日撮影)
《7 〃 》(平成25年8月28日撮影)
《8 〃 》(平成25年8月28日撮影)
《9 〃 》(平成25年8月28日撮影)
《10 〃 》(平成25年8月28日撮影)
《11 G2》(平成25年8月28日撮影)
《12 〃 》(平成25年8月28日撮影)
《13 〃 》(平成25年8月28日撮影)
《14 〃 》(平成25年8月28日撮影)
《15 〃 》(平成25年8月28日撮影)
《16 〃 》(平成25年8月28日撮影)
《17 〃 》(平成25年8月28日撮影)
《18 〃 》(平成25年8月28日撮影)
《19 〃 》(平成25年8月28日撮影)
《20 〃 》(平成25年8月28日撮影)
となっていて、特に、
・まずは、総苞片も小総苞片もともにない。
・山地の林縁などの日当たりのよいところに生えている。
・茎は紫色を帯び、無毛で、高さは1~2㍍。
・葉の質は厚く、
《21 〃 》(平成25年8月28日撮影)
裏面は帯白色。
《22 〃 》(平成25年8月28日撮影)
・上部の葉は退化し、基部が鞘状にふくらむ。
《23 〃 》(平成25年8月28日撮影)
・果実は楕円形で長さ6~7㍉、両翼は広い。
《24 果実の長さ約5㎜、幅約4㎜》(平成24年9月27日撮影)
目盛り幅は1㎜である。
・花は白色のとき淡紅色を帯びる。
《25 花弁の先端は内曲する》(平成24年8月15日撮影)
からである。
したがって、以前に撮っていた次のセリ科もエゾノヨロイグサであった。
《26 エゾノヨロイグサ》(平成23年8月2日撮影)
《27 〃 》(平成23年8月2日撮影)
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【参照】以下が昨年〝早池峰山のセリ科(エゾノヨロイグサ?)〟として投稿したものである。
早池峰山の、エゾノヨロイグサと思われるセリ科の果実などのその後である。
《1 》(平成24年9月27日撮影)
《2 》(平成24年9月27日撮影)
《3 果実の幅は約4㎜》(平成24年9月27日撮影)
目盛り幅は1㎜である。
《4 》(平成24年9月27日撮影)
《5 》(平成24年9月27日撮影)
《6 》(平成24年9月27日撮影)
《7 》(平成24年9月27日撮影)
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なお、以下は以前の報告分である。
<ただいま〝セリ科〟勉強中>
エゾノヨロイグサ(蝦夷の鎧草)はセリ科、シシウド属の多年草とのこと。ただしちょっと自信なし。
写真は早池峰山のものである。
《1 全体像》(平成24年8月15日撮影)
《2 雄しべは花弁より長い》(平成24年8月15日撮影)
《3 花弁の先端は内曲する》(平成24年8月15日撮影)
《4 総苞片なし》(平成24年8月15日撮影)
《5 小総苞片なし》(平成24年8月15日撮影)
《6 重鋸歯と言っていいのかな》(平成24年8月15日撮影)
《7 基部が鞘状に膨らむ》(平成24年8月15日撮影)
《8 果実》(平成24年8月15日撮影)
《9 〃 》(平成24年8月15日撮影)
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