みちのくの山野草

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「八重樫理彦展」(12/17~22)始まる

2018-12-18 12:00:00 | 絵画
 昨日(12月17日)から「八重樫理彦展」が始まった。
   場所:「Gallery 彩園子Ⅱ」(盛岡市上ノ橋町1-48 ℡ 019-653-4646)  
   開催期間:12月17日(月)~22日(土)
である。
 会場は藏の中にあり、展示室に入ると目の前にかなりでかい絵が展示してあった。それは、「八重樫理彦展」ポストカードに印刷してある

に当たるものであった。
 つい先だって、「フェルメール展」に行って実物以上に実物らしく見える絵を多く見てきたわけだが、今度は、八重樫氏の抽象的な絵に完全に圧倒された。なおかつ、そのオリジナリティにとても感心した。
 もちろん絵画の鑑賞眼がある訳でもない私だが、私はこの大作を眺め続けているうちに、あの『共有脆弱性と認知的脱抑制』のことを思い出していた。具体的には「想像力が豊かな人はそれ程でない人に比べて認知的脱抑制を示しやすいことがわかった」ということをである。そして、「過剰な情報を、圧倒されることなく処理し、頭の中で操作することができる人がいるが、それを可能にしているのは、IQの高さやワーキングメモリー(作業記憶)の容量が大きいことなど、他の認知的因子であることが研究の結果わかった」ということをである。

 少しだけ八重樫さんのお話も聞くことができた。彼は、絵を描こうとする際には見えたものをそのまま描くのではなく、そう描こうとする意志を捨てて絵を描きたいというようなことを言っていた。その姿勢を知って、八重樫さんはやはり「認知的脱抑制を示しやすい」人であり、しかも「過剰な情報を、圧倒されることなく処理し、頭の中で操作することができる人」であると感じた。

 是非皆さんも、「八重樫理彦展」(12/17~22)に足を運んで下さい。展示会の期間は今週末22日(土)迄ですのお見逃しなく。

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      〒025-0068 岩手県花巻市下幅21-11 鈴木守
               電話 0198-24-9813

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