goo blog サービス終了のお知らせ 

気の向くままに

山、花、人生を讃える

続 人間は死んでも死なない

2018年11月14日 | 人間死んでも死なない

先日のクラス会に出席したとき、女の同級生と挨拶して雑談になったとき、わたしが何気なく「子供さんたちも元気ですか」と聞いた。
するとその同級生は何年か前に娘をなくしたという。もう何年も過ぎて今は元気になったと言いながらも、思い出すと悲しみが湧いてくるのか、たちまち目が涙で潤んできて、私は余計なことを訊いてしまったと後悔した。

 

息子や娘に先立たれるという悲しみは、経験したものでなければわからないだろうし、自分の良人や妻の死、あるいは幼いときに父や母を亡くした悲しみや辛さもよく聞く話である。

 

『神との対話』はアメリカでベストセラーとなり、世界中で翻訳され読まれているとのことだが、その姉妹書ともいうべき『10代のための「神との対話」』という本がある。

 

これは世界中の10代の若者に、「もし神が疑問に答えてくれるとしたら何を質問したいか?」と、その質問を募集し、それに神が著者のニール・ドナルド・ウォルシュを通して答えてくれるという本である。(信じるか、信じないかはそれぞれの自由ですが)

 

その中に14歳のヴィクトリアという少女のこんな質問があります。

「いつ、誰が死ぬかを、神様はどうやってきめているのですか?
わたしの父は、私が小さいとき、突然、死にました。その理由がどうしてもわからないのです」

 

これに対して神は次のように答えています。(要点の抜粋)

○人が死ぬのは決めているのは、神ではないのだよ。ヴィクトリア。あなたのお父さんがあなたの小さいときに死ぬように決めたのは、わたしではない。あなたのお父さんがあの時死んだのは、彼の魂が次の段階に旅立つためだった。

 

○お父さんの死があなたにとって、とても悲しいことなのはわかっているし、悲しみが消えないことも知っている。ただ、悲しみは、取り去るべきものでもないのだ。悲しむことはちっとも悪くない。悪く思う必要もないし、直そうとしなくてもいい。――それを「使う」方法があるんだ。

 

○あなたが経験したような大きな悲しみは、時に人を情け深く、繊細に、思いやり深くする。

 

○あなたは現在もすでに、友人たちが話したいとき、聞いてもらいたいとき、あなたのところへやって来るのに気づいているだろう。これは偶然ではない。あなたのバイブレーションは、悩みや痛みを持つ人たちへの、深い思いやりのエネルギーを持ち始めている。

 

ざっとこんな話をした後、神はこの少女に対して、そしてこの本の読者に対して、こんなメッセージを送っています。

 

○魂がまちがったタイミングで、身体に入ったり出ていったりすることはない。早すぎたり、遅すぎたりすることは決してないんだ。
タイミングは魂の目的に関係するが、その目的全体は、意識的なレベルで理解できるものではないし、ほかの人がわかるものでもない。それでも、お父さんは完璧に分かっていたことは確かだ。あなたもいつか、完璧に理解できる日がくる。必ず。
その時がくるまでは、人生を信頼しなさい。それがお父さんの願っていることだ。
人生を信頼し、愛すること。
情熱をもって、幸せに、精いっぱい生きなさい。
楽しみ、喜びを広げ、愛しあうのだよ。 
 

 

さて、あなたはこれらのことを読んでどう思いますか?

私はここに書かれていることが真実であってほしいと思うし、よくわからないながらも、「きっとこれが真実であるに違いない」という気もしています。