繰り返される企業の検査データの改ざんにはあきれてしまいますが、かつての人気歌手のドタキャンにも呆れました。(最初は「ドタキャン」て何のことかと思ったが、マスコミで使われているのでわたしも使わせてもらった)
それぞれに、それなりの事情はあるでしょうが、下に掲げる中学生(12歳)の俳句に見られるような純情は、いくつになっても失わないほうが、自分自身のためにも、きっとよいのではないかと思う。
ずる休みした私の顔を犬見てる 12歳
水仙を見るたび背筋伸ばす朝 12歳
このようなニュースを見たり聞いたりしたら、子供たちは何を思うだろうか?
きっと、「偉そうなことを言っても、大人はインチキばかり」とか、「大人はわがまま」とか思うに違いない。
はたして、そんなことでいいのかと心配になる。
それから、大の大人が首を並べて「どうも申し訳ありませんでした」と頭を下げるシーンは今や定番化した感があるが、マスコミもそういうシーンを報道するのはいい加減やめにしたらどうかと思うがどうだろう。
さて、面白くもない話題はここまでにして、
次の、或る68歳の男性の俳句を見てください。
心まで老いてたまるか大根抜く
続いて75歳の男性、
爽やかに手ぶらで生きん余生かな
いやあ、いずれも素晴らしいですね。
たったの5、7、5なれど、みているだけで爽やかになり、元気が出てくるではありませんか。
日本男児、まだまだ、捨てたもんじゃない! と嬉しくなります。
最後まで見ていただきありがとうございます。
ここに掲げた俳句はすべてネット上の「お~いお茶新俳句」から借用したものです。