ども、砂川です。
私は中学生からテニスを始めまして、さほどの成功をしたワケぢゃないんですケド、高校、大学とずっと続けました。
大学体育会は「硬式庭球部」と「軟式庭球部」があり、転向せずに軟式を選びました。
ちなみに、私が大学を卒業した翌年、「国際ルール化」に伴い名称変更になり、今は「ソフトテニス」というのが正式な競技名です。
大学では体育会(当時は全41部)の行事として、年間成績による表彰式がありました。
ところが事前に、その対象について体育会本部OB会と、とても「モメた」という話を聞いていました。
現役本部が出した案は、西日本大会で優勝した軟式野球部だったのですケド、硬式野球部出身のあるOBから反対された、と。
その理由は、「軟式で西日本優勝は、硬式でいうと関西ベスト4くらいや」とのコトでした。
その話を耳にした時、野球とテニスの違いはあれ、私は血が逆流しそうなほどの「怒り」をおぼえました。
「硬式」と「軟式」は協会も別、ルールも道具も別、まったく異なるスポーツなのです。
単純に比べられるワケがないのです。
「軟式」は「硬式」から格下に見られてる、そう感じましたし、今も自分の心のどこかに、そういった意識がないとは言い切れません。
なにが言いたいのか、というと、先週のサンデーモーニング、張本勲さんがカズに「もうお辞めなさい」と発言しました。
「J2は野球でいうと2軍のようなモノ」と。
まったくケタ外れすぎる指摘に、なんとリアクションしていいものか、考えるのに1週間もかかりました。(笑)
ところがカズ、「光栄です。もっと活躍しろと激励されていると思う」。
あまりにあっぱれすぎる対応ですね。
これに張本さんも脱帽し、1週間後におわびしました。
カズがレジェンドと呼ばれる所以を見た気がしました。
振り返ると私、確かに最近、いろんなヒトから非常識な振る舞いを受けましたケド、ロコツに不快な顔をしてましたね、たぶん。(笑)
カズみたいな人間になりたい、と思った今日コノゴロ・・・。(^^)