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裏庭のオオバオオヤマレンゲ:大葉大山蓮華(モクレン科モクレン属)が白い花を咲かせています。深山に自生するオオヤマレンゲの生育地は限られていて、オオヤマレンゲとして園芸店で売られているのは、たいていオオバオオヤマレンゲだそうです。オオヤマレンゲの雄蕊の葯は淡橙黄に対し、オオバオオヤマレンゲのそれは赤紫色なので区別されます。
花は3日ほど開閉を繰り返しますが、開花第Ⅰ日目(写真上)は花芯の先端にある雌蕊が柱頭を開いて花粉を受ける状態になり、2日目(写真下)になると柱頭を閉じ、代わりに雄蕊が開いて花粉を出すようになります。モクレン科に見られる雌性先熟という同花受粉を避ける仕組みです。
最近本種の発芽率が結構高いと聞きました。花後の姿が醜いのでいつも花殻を摘んでいましたが、ことしは残しておきたいと思っています。
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