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天生自然公園の森の中で中心が目にも鮮やかな紅色をしている草を見かけました。
一瞬何かわからずガイドに尋ねるとツクバネソウ:衝羽根草(ユリ科ツクバネソウ属)という返事でした。それならば見慣れているはずなのに、中心部の紅色に眩惑されたようです。
ツクバネソウの花期は5~8月、花は輪生した葉の中心から出た花柄の先に1個つきます。萼片は披針形で4個、花弁はなく、雄しべは8個、めしべは1個で赤紫色、花柱は長くて、4個に分かれます。(08年5月19日記事)ttp://blog.goo.ne.jp/suiyoukaji/d/20080519写真では、熟すれば黒色になる果実はまだ未熟で目立たず、周りの8本〈写真では1本欠けている〉の花糸にあたる部分が紅色で目立っていたのです。
黒く熟した果実が、輪生した葉の上につく姿が羽根つきの羽根に似ているのというのが、ツクバネソウの名の由来です。
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