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写真を撮って帰って、図鑑で調べてみると、写っている姿がそのまま図鑑の説明にあると、当たり前にしても嬉しくなります。伊吹北尾根で見たツクバネソウ::衝羽根草(ユリ科ツクバネソウ属)もそんな花でした。
山地の樹下に生える多年草で、高さは15~40cm、葉は4個が輪生し、長さ4~10cmの長楕円形で先は尖ります。
花期は5~8月、花は輪生した葉の中心から出た花柄の先に1個つきます。萼片は披針形で4個、花弁はなく、雄しべは8個、めしべは1個で赤紫色、花柱は長くて、4個に分かれます。
果実が黒く熟し、輪生した葉の上につく姿が羽根つきの羽根に似ているのでこの名があります。