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郡山市の薬園八幡神社の小さな薬草園に、ゴシュユ:呉茱萸(ミカン科ゴシュユ属)が実をつけていました。
中国中南部原産の落葉小高木で、日本には薬用植物として江戸時代に渡来しました。全体に毛がおおく特有の臭気があります。葉は奇数羽状複葉で対生し、小葉は2~4対、長さ~15㎝の楕円形または倒卵形です。初夏枝先に緑白色の花を多数つけ、果実は平たい球形で秋に赤く熟します。雌雄異株ですが日本にはふつう雌株しかなく、果実には種子はできません。果実は健胃、利尿、駆虫などに使われます。
ゴシュユとは漢名の呉茱萸の音読したものとあり、辞典では茱萸は呉茱萸のこととあります。図鑑によっては本名ニセゴシュユ、別名をゴシュユとあったりした、名前がぐるぐる廻りをしているようで混乱します。
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