メガルカヤ:雌刈萱(イネ科メガルカヤ属)は山野に生える多年草で、高さは70~100cm、葉は長さ30~50cm、幅3~8㎜、雌の名前がついていますが、むしろオガルカヤのほうがほっそりとした姿に見えます。
オガルカヤと一緒に生えていることも多いそうで、このメガルカヤも室池園地の池の土手にオガルカヤの隣に生えていました。
花期は9~10月、上部の葉のわきに長い芒の目立つ小穂が束状に集まってつきます。芒は黒褐色で、長さは5㎝前後もあります。
最近あちこちの土手や草地を我が物顔で占拠しているのは、外来種のメリケンカルカヤ(イネ科ウシクサ属)で、秋に茎や葉が赤くなると、白い毛のある穂がよく目立ちます。(2006年11月2日記事)