新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
目標は毎日1記事です。

イワヒメワラビ:岩姫蕨(シカは敬遠)

2009-12-06 06:41:25 | 植物観察1日1題

奈良公園一帯は、鹿が食べるか食べないかで独特の植生となっています。
イラクサ、ナンキンハゼ、アセビ、ナギなどは鹿が嫌って食べないため、鹿が伸び上がって食べることの出来るいわゆるディアーラインの範囲内でもよく茂っています。
その一つのイワヒメワラビ:岩姫蕨(ウラボシ科イワヒメワラビ属)は本州関東から琉球などの温帯から熱帯に分布し、まれに東北地方にも見られが、暖地の低山や平地のやや明るいところに生える多年草です。
根茎は横にはい、葉は軟毛をもった草質で、先端は初冬まで成長を続けるので、全長2mにもなりますが、冬は枯れます。