新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
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タチツボスミレ:立坪菫(春をつげる使者)

2008-02-03 09:11:48 | 植物観察1日1題

タチツボスミレ:立坪菫(スミレ科スミレ属)は、北海道から琉球まで、人家の周辺の道端から山地の林下までもっとも普通に生える有茎性の多年草です。花は春、葉とともに開き、花後は閉鎖花を多数つけます。
葉は長さ1~4cmのハート型で、葉のつけ根の托葉が櫛の歯状に細かく切れ込むのが特徴です。
花は直径1.5cm~2.5cmで、側弁の基部は無毛、距は細くて紅紫色です。
花の色は紫色に近いものから赤みの強いものなど変化が多く、多数の変種があります。
画像は薄紫色の花弁にピントをあわせてすこし写真的に撮ってみました。