マルバアオダモ(予備でカバー) 2008-02-25 07:02:17 | 植物観察1日1題 4~5月新枝の先に円錐花序を出し、白い線形の花を多数つけるマルバアオダモ(モクセイ科トネリコ属)の特徴ある冬芽が膨らんでいます。 日当たりのよいところにふつうに生える落葉高木で、高さ5~15mになります。 冬芽の頂芽は長さ4~6mmの広卵形で頂生側芽を伴い、芽鱗は1~2対見え、微細な粉状毛におおわれます。 写真は、何かの事情で頂芽が欠け、両側にあった頂生側芽が発達し、さらにその両側に側芽がついたもの思われます。スペアーが生長し、その予備もちゃんと用意している周到さです。