ツノハシバミ:角榛(カバノキ科ハシバミ属)の雄花序が伸びています。
山地に生える落葉低木で、ふつう高さは2~4mで株立ち状になります。秋につける堅果の果苞は長さ3~7cmで先が嘴状になるのでこの名があります。
枝の先にある冬芽は赤紫色の芽鱗に包まれてふくらんでいますが、たぶん雌花序が入っていると思われます。雌花序は芽鱗に包まれたまま赤い柱頭をのぞかせて開花します。雄花は雄花序の鱗のように見える苞の内側に1個ずつつきます。
仲間のハシバミと同様堅果は食べられるそうですがまだ味わったことがありません。