水辺や湿地に咲くミソハギ(ミソハギ科)は、名はハギでも七草の萩とは関係がありません。夏から秋にかけて高さ50~100cmの直立した茎の上部に、小さな集散花序をつけ紅紫の小さい花が3~5個集まって咲き、長さ30~40cm花穂をなします。
小さい花はあまり見栄えがしませんが、長雌ずい花、中雌ずい花、短雌ずい花の三つの形があり、それぞれの長さの雄蕊の花粉を受け止めて、自家受粉を避ける工夫がされており植物学的には興味があるつくりだそうです。ただルーペで見てみましたが定かにはわかりませんでした。
精霊花、水掛花などの別名もあり、花時がお盆のころのため、盆花、仏花として昔からおなじみの花です。子供のころから見慣れたこの花、溝に咲くからミゾハギと思い込み、ずっとそう呼んでいたのに、ごく最近、祭事に使われたから禊萩ということを聞き恥かしい思いをしました。ところがこの記事を書くために調べた本で、初めてミゾハギ(溝萩)からの転訛説もあると知り、自分ひとりの間違いではなく、子供のとき田舎では皆間違いなくミゾハギと呼んでいたのに間違いないと自信を取り戻しています。
小さい花はあまり見栄えがしませんが、長雌ずい花、中雌ずい花、短雌ずい花の三つの形があり、それぞれの長さの雄蕊の花粉を受け止めて、自家受粉を避ける工夫がされており植物学的には興味があるつくりだそうです。ただルーペで見てみましたが定かにはわかりませんでした。
精霊花、水掛花などの別名もあり、花時がお盆のころのため、盆花、仏花として昔からおなじみの花です。子供のころから見慣れたこの花、溝に咲くからミゾハギと思い込み、ずっとそう呼んでいたのに、ごく最近、祭事に使われたから禊萩ということを聞き恥かしい思いをしました。ところがこの記事を書くために調べた本で、初めてミゾハギ(溝萩)からの転訛説もあると知り、自分ひとりの間違いではなく、子供のとき田舎では皆間違いなくミゾハギと呼んでいたのに間違いないと自信を取り戻しています。