新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
目標は毎日1記事です。

実の四つずつあるぞうれしき、シロヤマブキの実

2005-04-25 18:41:24 | 植物観察1日1題
白山吹が咲いています。白い花が咲く山吹という意味ですが、ヤマブキとは同じバラ科でも属が異なります。花や葉の感じは似てなくはありませんが、葉が対生、花弁や萼片が4個で、互生、各5個のヤマブキとは容易に区別できます。バラ科の基本数は5なので、バラ科の中では少し異端です。果実は4個ずつつき、黒い光沢の実がいつまでも枝先に残るため、花と実が一緒になったのがよく生け花の花材になります。
庭ではよく見かけますが、石灰岩地だけに限定されるので自生のシロヤマブキを目にすることは稀なようです。
明日は普通のヤマブキです。シロヤマブキと比較してみてください。