祝 恵子/花冠同人

祝 恵子の俳句ブログ

立夏

2006-05-07 15:21:06 | Weblog
ポピーの丘端から端まで風抜けて
竹林の木漏れ日浴びて著莪の花
海よりの子らの便りを待つ立夏

突然に雲雀の声は堤に満つ
初夏や四万十の水箱で届く
小さな束水につかりてわさびの花

子供の日から四国の海へ行っている子供達、親たちはサーフィンをするので、小さい子供達はいつも一緒、様子を知りたくて連絡待ちです。

茶摘み

2006-05-03 23:08:00 | Weblog
おにぎりを手早く握り若葉陰
吾が影も屈みてポピーの花を見る
穂麦立つしっかりと立つ畝三列

新緑の杜に立ち入り深呼吸
新芽一つ摘み取ってみせ茶摘み会
茶摘みする畑には老いも若きもいて

万博公園で茶摘み大会があり少しの間、手ほどきを受けて摘んでみる。柔らかい感触が気持ちよく感じる。小さい子が茶摘み娘の衣装を着て、摘んでおりとても可愛いい。

チューリップ

2006-05-01 20:20:35 | Weblog
コップにはまとめた散りそなチューリップ
散らすまで挿しておきますチューリップ
初蝶の羽を立てては休みおり

タンポポの綿漂えり交差点
一つづつ筍囲む竹の垣

なんだか5ヶ月育てたチューリップは花が散りそうだからと、即ほかすことが忍びず、数カ所の瓶から集めた花を、台所と玄関の外にまとめて挿しておく。