祝 恵子/花冠同人

祝 恵子の俳句ブログ

立夏

2006-05-07 15:21:06 | Weblog
ポピーの丘端から端まで風抜けて
竹林の木漏れ日浴びて著莪の花
海よりの子らの便りを待つ立夏

突然に雲雀の声は堤に満つ
初夏や四万十の水箱で届く
小さな束水につかりてわさびの花

子供の日から四国の海へ行っている子供達、親たちはサーフィンをするので、小さい子供達はいつも一緒、様子を知りたくて連絡待ちです。

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11 コメント

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ポピー (尾 弦)
2006-05-07 17:45:39
ポピーの丘端から端まで風抜けて



丘の上を抜ける風にポピーが揺れている様子が「端から端まで」にうまく表現されていると思いました。

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山葵の花 (吉田 晃)
2006-05-07 18:16:17
小さな束水につかりてわさびの花



 派手な花ではありませんが、清流に咲く花であって清らかさを感じます。透明な水に育った山葵の花穂は、いい味のお浸しになったことでしょう。
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立夏 (おおにし ひろし)
2006-05-07 19:45:55
海よりの子らの便りを待つ立夏



もう立夏ですね。お子さん達、四国へ行ってらっしゃるのは気がかりです。結構家のこと忘れて夢中かもしれない。早く様子がわかると良いですね。
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わさびの花 (宮地ゆうこ)
2006-05-07 21:47:57
小さいけれど可憐で涼やかな花ですね。おひたしか酢漬けになさったのでしょうか。さわやかで美味しいですよね。
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雲雀 (碇 英一)
2006-05-07 22:25:52
突然に雲雀の声は堤に満つ

「突然」に鳴き出し、鳴き声は堤に満ちるのが雲雀らしいと思います。
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わさびの花 (大山 凉)
2006-05-07 23:23:58
小さな束水につかりてわさびの花



陽を一杯に受けて清流で育った山葵の花は清らかで愛らしいすね。夕餉の楽しい一品になりますね。
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お礼 (祝恵子)
2006-05-08 08:22:29
尾 弦さま、「ポピー」の句へコメントを有難うございます。風でなびくさまは見とれてしまいます。



吉田 晃さま、宮地ゆうこさま、大山 凉さま、わさびの花 へコメントを有難うございます。こちらではあまり見かけません、かれんな花ですね。



碇 英一さま、「雲雀」にコメントを有難うございます。燕の飛ぶさまを見ていましたら、突然のひばりの声にひばりを探す目線が変わりました。



おおにしひろしさま、「 立夏 」にコメントを有難うございます。元気に戻ってきております。



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ポピー (志賀たいじ)
2006-05-08 12:31:26
ポピーの丘端から端まで風抜けて



風が抜けた丘の「端から端まで」がポピ-が一杯なのだしょう、ポピ-の丘の見事な花が蘇ります。風を詠み花をうまく表現されていると思います。

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ポピー(訂正) (志賀たいじ)
2006-05-08 12:34:47
ポピーの丘端から端まで風抜けて



風が抜けた丘の「端から端まで」がポピ-で一杯なのでしょう、ポピ-の丘の見事な花が蘇ります。風を詠み花をうまく表現されていると思います。

(前投稿の入力誤りを訂正いたしました)
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立夏 (臼井虹玉)
2006-05-08 20:14:28
海よりの子らの便りを待つ立夏

夏の訪れとともに、待っているお子さんたちからの便りも届くかもしれない希望を感じます。「海よりの」が夏らしくさわやかです。
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