御所若葉行列をみな見送りぬ
若葉晴稚児は牛車の紐を引く
葵祭途中まで共に歩こうか
ツタンカーメンの豌豆の莢は紫
数株の麦の穂青く高くあり
比叡山若葉の奥より見えかくれ
5月15日
歩き会の日をずらして葵祭に行く。総勢511人、牛馬計40頭の行列、2万5千人が沿道に繰り出した、と夕方の京都新聞に出ていた。御所内で見物。ここも一杯の人々。最初から終わりまで行列を見送る。あと、私たち歩き会は、京都植物園へ移動。ツタンカーメン王の墓より出たエンドウ豆とやらが稔っていた。大きな紫でした。豆の色はさて。。
若葉晴稚児は牛車の紐を引く
葵祭途中まで共に歩こうか
ツタンカーメンの豌豆の莢は紫
数株の麦の穂青く高くあり
比叡山若葉の奥より見えかくれ
5月15日
歩き会の日をずらして葵祭に行く。総勢511人、牛馬計40頭の行列、2万5千人が沿道に繰り出した、と夕方の京都新聞に出ていた。御所内で見物。ここも一杯の人々。最初から終わりまで行列を見送る。あと、私たち歩き会は、京都植物園へ移動。ツタンカーメン王の墓より出たエンドウ豆とやらが稔っていた。大きな紫でした。豆の色はさて。。
可愛いお稚児さんのきらきらしたまなざしや牛車のゆったりした動き。若葉晴の明るさの中、華やいだ葵祭が目に浮かびます。
お祭りに血が騒ぎ、わくわくする気分が好きです。
御所若葉の頃といえば葵祭、一度見て雰囲気は解るのですが、祭り行列は良い場面ばかり校正すのでTV映像の方が見易い。しかしこの句に込められた「みな見送りぬ」は臨場した者だけが味合える心だと思いました。