祝 恵子/花冠同人

祝 恵子の俳句ブログ

秋の日

2006-09-21 13:38:22 | Weblog
秋彼岸一人で巡る博物館
縁側に座せば寄りくる赤とんぼ
脱穀機・唐箕なっかし展示品

秋桜語り部の声庭で聞く
てなぐさみ棕櫚の葉っぱで虫作り
秋の日の斜光となりて室内へ

古民家の裏庭に咲く彼岸花
芙蓉咲くお汁粉の旗目印に
うっそうと繁る空よりどんぐり降る

服部緑地公園
日本民家集落博物館へ
「17~19世紀(江戸時代)に建築され昭和30年代まで生活をしておられた岩手県から鹿児島の奄美大島まで12棟が移築され3万6千平米の敷地に、多くの樹木、くさばなに囲まれてあります。<パンフレットより>」

今月から12月までは囲炉裏に火が入るそうで、煙が出てたので、おやっと思ったり、各古民家にそれぞれ解説者がいらして、火の番をしていました。そのうちの一人が、庭にある棕櫚の葉や、竹で虫や動物を作ったのを見せて頂きました。まるで今にも飛びそうなバッタでした。。結構勾配あり、池ありで楽しんできました。10800歩。





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5 コメント

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赤とんぼ (志賀たいじ)
2006-09-22 11:06:50
縁側に座せば寄りくる赤とんぼ

縁に出るうららかな日和に寄ってくる赤とんぼにも人恋しさの景と秋思に浸るのも季節の移ろいのせいでしょうね。
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お礼 (祝恵子)
2006-09-22 11:47:37
志賀たいじさま、「赤とんぼ」の句へ嬉しいコメントを頂き有難うございます。古民家の廊下に座っていると赤とんぼが昔を連れてきてくれた感がありました。
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秋の日 (宮地ゆうこ)
2006-09-22 23:47:19
秋の日の斜光となりて室内へ

秋の光がやわらかく傾き室内へと。透明でおだやかな秋の一日が見えるようです。
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赤とんぼ (大山 凉)
2006-09-23 20:02:18
縁側に座せば寄りくる赤とんぼ

のどかな秋のひと時の幸せを感じます。
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お礼 (祝恵子)
2006-09-23 21:38:33
宮地ゆうこさま、「秋の日」の句へ、大山 凉さま、「赤とんぼ」の句へコメントを頂き有難うございます。この2句とも飛騨白川の民家でのうららかな日でした。階上より漏れてくる光が何とも云えないやわらかな感じでした。赤とんぼも悠々と庭をまわっておりました。
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