ビル内の大き飾りに振り返る
風荒ぶマフラー掛けらる乳母車
蝋梅の香り路地より抜けてこよ
七草を頼めば粥の袋入り
書いてます寒中見舞い添え書きし
年男いのしし居ました孫一人
買い物好きな人に七草も頼んだら、2軒まわったが売り切れで、店の人が七草入り粥を見せてくれたので、買ってきたと渡される。粥と乾燥し切り刻んだ草が添えてある。どう見ても一色に見えて種類は分からない。一袋を分けて戴いた。物足りない。やはり水に浮かせて刻んで、おかゆさんに入れての無病息災食ですよね。
風荒ぶマフラー掛けらる乳母車
蝋梅の香り路地より抜けてこよ
七草を頼めば粥の袋入り
書いてます寒中見舞い添え書きし
年男いのしし居ました孫一人
買い物好きな人に七草も頼んだら、2軒まわったが売り切れで、店の人が七草入り粥を見せてくれたので、買ってきたと渡される。粥と乾燥し切り刻んだ草が添えてある。どう見ても一色に見えて種類は分からない。一袋を分けて戴いた。物足りない。やはり水に浮かせて刻んで、おかゆさんに入れての無病息災食ですよね。
冷たい風が吹き荒れるなか、乳母車の赤ちゃんを守っているマフラー。光景は寒々としていますが、とてもあたたかいものを感じました。
年男のお孫さん、たくましく育っておられることでしょう、楽しみですね。
路地を通ると蝋梅の良い香りが漂って居るがひと所だけである、もっとこちらまで抜けて来いと作者の思いの呟きが句になった。軽快な心地よい句で好きです。
志賀たいじさま、うれしいコメントを有難うございます。青空の中での透き通った黄色好きな色です。
蝋梅が咲いています。「路地より抜けてこよ」という気持ちに同感です。わたしも透き通った黄色い花、好きです。
作者の希望を率直にのべているところが大好きです。
春を待っている作者の気持ちも感じられます。
思わず吹き出してしまいました。時折、諧謔に満ちた句を詠まれますね。それも大好きです。
現代風刺の感じで楽しく拝見しました。
袋いりはまだ見たこと在りませんが。
有難う御座いました
いつも美しい花鳥諷詠をしている祝様にはめずらしい
川柳のような句を楽しく読まさせていただきました。多分買いに入った人は若い人でしょうね。
そろそろ蝋梅が花開く頃ですね。路地から香ってくるのが待ちどうしい。そんな気持ちがよく出ています。
高橋正道さま、鈴木誠子さま、清水清正さま、「七草」の句へゆかいなコメントを有難うございます。始めて戴きました。アイデア次第で商品になるんですね。
お礼が遅くなり申し訳ありません。