法要
冬座敷読経は香りと共に聞く
寒菊や先祖の話加わりて
寒の内法要の顔集まれり
候文はがきで届く寒見舞
幼眠る毛糸帽子の房揺れる
昨日、寒中見舞いを戴いた。その方は2年ほど前に奥様を亡くされた方で、私どもへのお悔やみと、ご自分の近況が筆字の候(そうろう)文で、はがきにきっちりとしたためてあります。とても几帳面な方だなと感じ入りました。
冬座敷読経は香りと共に聞く
寒菊や先祖の話加わりて
寒の内法要の顔集まれり
候文はがきで届く寒見舞
幼眠る毛糸帽子の房揺れる
昨日、寒中見舞いを戴いた。その方は2年ほど前に奥様を亡くされた方で、私どもへのお悔やみと、ご自分の近況が筆字の候(そうろう)文で、はがきにきっちりとしたためてあります。とても几帳面な方だなと感じ入りました。
寒のお見舞いの葉書の、候文が、新鮮に響きます。その方の、人となりが、くっきりと浮かびあがるように思いました。まだ、しっかりと、候文を書かれる方がおられるのですね。
律儀に寒中見舞い、しかも候文。
おやじが書いていた候文の葉書を思い出しました。
相当のご年配の方とお見受けしますが律儀な寒見舞状にお人柄も見えて来る様です。
お年の方のお葉書今では珍しい几帳面な方を想像します。私の年代でも候文は読めないことがあります。
姿勢のよい生活の態度まで伺える句を感じました。有難う御座います。
寒菊や先祖の話加わりて
この句も雰囲気が伝わる句です。親戚が集まると知らない先祖の話に和やかな思い出を聞くことが』多いですね。有難う御座います。
香りは線香や供花などがあると思いますが、読経も声が寒を切り裂く響きに聞こえます。
誠子さま「寒菊」にもコメント有難うございます。会食の時にそのようなお話にもなりました。
清水清正さま、「冬座敷」の句にコメントを有難うございます。嬉しく読ませて戴きました。