祝 恵子/花冠同人

祝 恵子の俳句ブログ

2006-12-23 21:41:44 | Weblog
歳末売り車で向かう卸売り
鮪解体手際のよさに魅せられて
一本の鮪たちまち切り売りに

セロハンに包まれている実千両
冬日和回転焼きに列のあり
つきたての列に混じりてきな粉餅

中央卸売市場の歳末売り出しへ
マグロの解体は、何時見ても感心する。この切り売りに殺到。求めてきた鮪はお正月までは持たない。というより今日でなくなりました。
迎春用の生花や餅、まだ早いかなと買いひかえる。大晦日まで一般に開放されるようなので、又行くことにしよう。

最新の画像もっと見る

9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
実千両 (池田多津子)
2006-12-23 22:09:32
セロハンに包まれている実千両
 セロハンに透けて見える赤が美しいです。もう正月用の花などが売られているんですね
 鮪の解体は見たことがあります。水産高校の船の上で見ました。そのご縁で、今年も冷凍のマグロの切り身を安く分けていただくことになっています。
返信する
実千両 (碇 英一)
2006-12-23 22:56:23
セロハンに包まれている実千両
 正月用の花として包まれている実千両なのでしょうか。本来土で木として育っているものが花として、セロハンにと包まれていることへの不思議さを表わしているようにも感じました。
返信する
好きな句 (小西 宏)
2006-12-24 00:40:02
セロハンに包まれている実千両
千両の木と実とがセロハンに包まれて売られているという。なんとも興醒めな思いもします。しかし、時代は時代。現実の迫力は十分な共感を呼びます。
返信する
好きな句 (竹内よよぎ)
2006-12-24 01:03:44
歳末売り車で向かう卸売り
いつになく大量に買う暮れの買い物。車で卸売りまで。実生活がよく出ていると思います。
返信する
実千両 (藤田裕子)
2006-12-24 01:32:50
セロハンに包まれている実千両
 お正月用の花が、そろそろお店に出始めました。セロハンを透かして見える赤い実千両が美しく、印象的です。
返信する
好きな句 (大給圭泉)
2006-12-24 17:24:20
鮪解体手際のよさに魅せられて
大きい鮪の見る見る解体されてすぐに飛ぶように売れる、大きな声が聞こえ活気が伝わってきそうです。
返信する
お礼 (祝恵子)
2006-12-25 13:20:05
池田多津子さま、碇 英一さま、小西 宏さま、藤田裕子さま、「実千両 」の句へうれしいコメントを有難うございます。今回はお花を眺めるだけにしました。
竹内よよぎさま、「歳末売」にうれしいコメントを有難うございます。車で行けば近いのですが、待ち時間がかかりますがつい招待状がくれば行ってしまいます。
大給圭泉さま、多津子さま、「鮪解体」の句へうれしいコメントを有難うございます。解体も見せ場ですが、やはりさばきたての切り身が本命ですので、賑わいます。
返信する
 (志賀たいじ)
2006-12-25 14:09:11
鮪解体手際のよさに魅せられて/恵子
大きな鮪を目の前で解体即売する威勢の良さと、作者ならずとも魅せられて、つい次々と切り身になる鮪が捌かれる景が見えてきます。
返信する
お礼 (祝恵子)
2006-12-25 15:35:05
志賀たいじさま、「鮪解体」の句へうれしいコメントを有難うございます。小さな魚もさばけない身では
、大鮪を解体する姿には目を見はります。
返信する

コメントを投稿