莢豌豆 2006-05-11 20:13:30 | Weblog [食べなはるか」言われてきぬさや両の手に 今摘みし莢豌豆のみずみずし 気がつけば目高は卵を持つており いいことばだな~。「食べますか」と言われて分けて頂いた摘み立てのさやえんどう、市販のより倍は大きく、夕食の一品にしゃきしゃきといただきました。 « 天道虫 | トップ | 母の日 »
11 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 きぬさや (おおにし ひろし) 2006-05-11 21:22:15 「食べなはるか」言われてきぬさや両の手にあえて、この句を選びました。わたし個人としての感想を率直に述べます。一句の中にセリフを入れる。感嘆詞はまぁまあとしても、たいへん難しいと思います。どうしても必然的に破調に陥りますが、それを克服すれば、趣の代わった句になりそうです。それと、句調のつりあいも難しい。考えようでは川柳になりかねない。いろいろと難関があり、それに挑戦された祝さんに敬意を表したいと思います。 そして。この句は成功していると思います。唯一つ気になることは、セリフの上6語と、次の中、下へ続く切れがあまりにも大きい気がします。「・・・」の次に「と」を一字いれますと調子がすこし変わり、破調ですが繋がりが出来ると思いました あくまで、私個人の感想ですので、御容赦下さい。 返信する お礼 (祝恵子) 2006-05-11 22:05:33 おおにし ひろしさま、コメントを有難うございます。はなしことばを取り入れることの重さを考えております。教えて頂きまして有難うございます。 返信する 莢豌豆 (臼井虹玉) 2006-05-12 00:20:59 今摘みし莢豌豆のみずみずし"今"摘まれた作物をいただくしあわせを感じます。 返信する お礼 (祝恵子) 2006-05-12 10:51:01 臼井虹玉さま、「莢豌豆」の句へコメントを有難うございます。ご近所から新鮮な物がいただけますので、感謝です。 返信する 好きな句 ( けいじ) 2006-05-12 11:15:11 [食べなはるか」言われてきぬさや両の手に幼い頃の味を思い出しました。一寸塩味を効かして、おやつ代わりに良く食べたものでした。 返信する きぬさや (志賀たいじ) 2006-05-12 13:59:34 [食べなはるか」言われてきぬさや両の手に句に話言葉を入れるのは難しいですね。でも[食べなはるか」の柔らかさと絹さやとが巧く調和してると私は感じました。この句の柔かく包み込む様な雰囲気が好きです。 返信する お礼 (祝恵子) 2006-05-12 20:29:58 けいじさま、志賀たいじさま、「きぬさや」の句へのコメント有難うございます。時にご年配の方の地のことばを聞くとたのしくなります。 返信する Unknown (方言) 2006-05-14 01:41:39 「食べなはるか」言われてきぬさや両の手に 恵子さんあたりも、このような言い方をするのですが。私のふるさと、愛媛の最南端の方言でもあります。「食べなはるか」→「お食べになりますか」「食べなはらんか」→「お食べになりませんか」「食べなはいや」→「お食べなさい」となります。 あれほど標準語をと言っていた世の中が、今は方言を大切にしましょうと言っていますね。 返信する Unknown (吉田 晃) 2006-05-14 01:42:21 「食べなはるか」言われてきぬさや両の手に 恵子さんあたりも、このような言い方をするのですが。私のふるさと、愛媛の最南端の方言でもあります。「食べなはるか」→「お食べになりますか」「食べなはらんか」→「お食べになりませんか」「食べなはいや」→「お食べなさい」となります。 あれほど標準語をと言っていた世の中が、今は方言を大切にしましょうと言っていますね。 返信する Unknown (松本豊香) 2006-05-14 21:20:44 「食べなはるか」言われてきぬさや両の手に優しく温かい人のつながりが感じられ、好きな句です。 返信する お礼 (祝恵子) 2006-05-14 23:01:52 吉田 晃さま、愛媛でも同じことばがあるのですね。どこかで繋がっていると思えば不思議な気が致します。書き込み有難うございます。松本豊香さま、コメントを有難うございます。嬉しく読ませて頂きました。 返信する コメントをもっと見る 規約違反等の連絡 コメントを投稿 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
あえて、この句を選びました。わたし個人としての感想を率直に述べます。一句の中にセリフを入れる。感嘆詞はまぁまあとしても、たいへん難しいと思います。どうしても必然的に破調に陥りますが、それを克服すれば、趣の代わった句になりそうです。それと、句調のつりあいも難しい。考えようでは川柳になりかねない。いろいろと難関があり、それに挑戦された祝さんに敬意を表したいと思います。
そして。この句は成功していると思います。唯一つ気になることは、セリフの上6語と、次の中、下へ続く切れがあまりにも大きい気がします。「・・・」の次に「と」を一字いれますと調子がすこし変わり、破調ですが繋がりが出来ると思いました
あくまで、私個人の感想ですので、御容赦下さい。
"今"摘まれた作物をいただくしあわせを感じます。
幼い頃の味を思い出しました。
一寸塩味を効かして、おやつ代わりに良く食べたものでした。
句に話言葉を入れるのは難しいですね。でも
[食べなはるか」の柔らかさと絹さやとが巧く調和してると私は感じました。この句の柔かく包み込む様な雰囲気が好きです。
恵子さんあたりも、このような言い方をするのですが。私のふるさと、愛媛の最南端の方言でもあります。
「食べなはるか」→「お食べになりますか」
「食べなはらんか」→「お食べになりませんか」
「食べなはいや」→「お食べなさい」となります。
あれほど標準語をと言っていた世の中が、今は方言を大切にしましょうと言っていますね。
恵子さんあたりも、このような言い方をするのですが。私のふるさと、愛媛の最南端の方言でもあります。
「食べなはるか」→「お食べになりますか」
「食べなはらんか」→「お食べになりませんか」
「食べなはいや」→「お食べなさい」となります。
あれほど標準語をと言っていた世の中が、今は方言を大切にしましょうと言っていますね。
優しく温かい人のつながりが感じられ、好きな句です。