祝 恵子/花冠同人

祝 恵子の俳句ブログ

土筆

2007-02-20 16:56:49 | Weblog
もう一雨降れば伸びるか土筆待つ
雲巻いてやわらな春を見せており
春の土手途中途中で話し込む

陽気さに誘われ土手の初土筆
揚げひばりふさぎし心地振り払う
ざる数個干しある家よ春うらら

暖かさに土手の土筆は顔を出しているかなと、出かけてみる。少ないですが出てはいましたが、焼けたような黒いあたま、土手を焼いたのかと思える黒さで、かたい。最初のでだしはこんなものだったかな~。

オンライン2月句会投句 2007年2月18日
.これよりは大阪春橋風光る
.お迎えの声と児の声春の園
.豌豆の蔓は伸びつつ風をまつ


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
土筆 (大山 凉)
2007-02-20 19:35:41
もう一雨降れば伸びるか土筆待つ
一雨ごとに伸びてゆくつくし、かわいらしいですね。
土筆をいとおしむお気持と春の訪れを心待ちにしておられるお気持が伝わってきます。
返信する
お礼 (祝恵子)
2007-02-21 21:05:15
大山 凉さま、「土筆」の句への嬉しいコメントを有難うございます。つくしがのびれば春だな~と思います。
返信する
好きな句 (高橋正道)
2007-02-21 22:38:40
もう一雨降れば伸びるか土筆待つ
 もう今では、土筆の生えているのをみることもありません。でも、こどもの頃は、土手などに一杯ありました。土筆を待つ、そして春を待つ詠み手の心が伝わってきて好きな句です。
返信する
お礼 (祝恵子)
2007-02-23 11:32:28
高橋正道さま、「土筆」の句へ嬉しいコメントを有難うございます。淀川の堤防近くに住んでおりますので、土筆を待つのが楽しみです。
返信する

コメントを投稿