祝 恵子/花冠同人

祝 恵子の俳句ブログ

猫じゃらし

2008-11-04 20:24:05 | Weblog
猫じゃらし触るれば弾く色となり
行けば堤防鉄塔下の秋桜
二人して柿もぐ姿楽しげに

■花冠ネット句会□高橋正子先生選
【入選Ⅱ】
  ★距離計を付けてペダルは秋の街/祝 恵子
      自転車に距離計をつけて、ペダルを漕ぎ、軽快に距離を
      伸ばす。秋の街が効いて、颯爽としている。(高橋正子)

■花冠ネット句会□高橋正子先生選
【入選Ⅱ】
  ★木の実拾う納骨儀式済みてより/祝恵子
      納骨のあとの、一区切りした思いで、墓地に落ちている
      木の実を拾った。死という重い事柄から、少し抜けて
      日常へと返る気持ちがそうさせたのであろう。
      いとおしく思える木の実である。(高橋正子)

草種

2008-11-04 19:54:33 | Weblog
山も少し彩づきましたと麓人
背の丈を越えるものあり秋桜
ひつぢ田の所どころに水たまり

草種の弾いて鳥の撮れる位置
根がかりを揺する釣りの子泡立草
切り束ね小菊の花をささげくる


変わり花のコスモス