雨の降り始めは、少し遅く成ったようだ。
予報では、お昼前頃より降り始め、午後は本降りになると言う。
昨夜夕食時、同宿の遍路と相談、少しでも雨の降らない午前中に距離を稼ごうと、
「何時でも、合わせますよ」と言う女将の好意に甘え、6時からの朝食をお願いした。
内海町から41番に至るルートの一つは、昔からの遍路道を行く柏峠越えである。
4キロ程の道は、標高500m近くまで登り、その後緩やかな下り道が5キロほど続く。
もう一つは、整備された国道56号線を歩くルートだ。
厳しいアップダウンは無い代わり、距離は2キロほど長く成り、途中自動車の排ガスに
悩まされるトンネルを何か所か抜けることに成る。
古希を迎え一念発起し、これが2回目と言う男性遍路は、「大師の導きのままに」
「清水大師は捨てがたい」と雨を覚悟で、峠道を選択し出て行った。
峠に至る途中に水の湧き出るところがあり、そこはどうしても外せないと言う。
何事も冒険を避ける我々は、峠の雨の降り始めは早いと読んで、それを避け国道の
ルートを選択、朝食もそこそこに宿を後にする。
宿を出ると、いきなり長さ1000m程の内海トンネルに出くわした。
途中コンビニか薬局が有れば、マスクを・・と思っていた矢先だったが、幸いなことに
車用のトンネルの脇に、歩行者用のトンネルが掘られている。
中は換気が無い分多少むっとする暑さを感じるものの、明るくて排ガスの心配は全くなく、
快適そのもので安心して歩くことが出来る。
須ノ川海岸を左手に見て、鳥越トンネルを抜けると4キロ程で、嵐の集落に付く。
国道はここで宇和の海と別れ、山道へと向かう。(続)
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予報では、お昼前頃より降り始め、午後は本降りになると言う。
昨夜夕食時、同宿の遍路と相談、少しでも雨の降らない午前中に距離を稼ごうと、
「何時でも、合わせますよ」と言う女将の好意に甘え、6時からの朝食をお願いした。
内海町から41番に至るルートの一つは、昔からの遍路道を行く柏峠越えである。
4キロ程の道は、標高500m近くまで登り、その後緩やかな下り道が5キロほど続く。
もう一つは、整備された国道56号線を歩くルートだ。
厳しいアップダウンは無い代わり、距離は2キロほど長く成り、途中自動車の排ガスに
悩まされるトンネルを何か所か抜けることに成る。
古希を迎え一念発起し、これが2回目と言う男性遍路は、「大師の導きのままに」
「清水大師は捨てがたい」と雨を覚悟で、峠道を選択し出て行った。
峠に至る途中に水の湧き出るところがあり、そこはどうしても外せないと言う。
何事も冒険を避ける我々は、峠の雨の降り始めは早いと読んで、それを避け国道の
ルートを選択、朝食もそこそこに宿を後にする。
宿を出ると、いきなり長さ1000m程の内海トンネルに出くわした。
途中コンビニか薬局が有れば、マスクを・・と思っていた矢先だったが、幸いなことに
車用のトンネルの脇に、歩行者用のトンネルが掘られている。
中は換気が無い分多少むっとする暑さを感じるものの、明るくて排ガスの心配は全くなく、
快適そのもので安心して歩くことが出来る。
須ノ川海岸を左手に見て、鳥越トンネルを抜けると4キロ程で、嵐の集落に付く。
国道はここで宇和の海と別れ、山道へと向かう。(続)
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