簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

日光東照宮へ(JR乗り潰しの旅)

2011-06-24 | Weblog
 山の天気は変わり身も早い。
激しく、叩きつけるように降った雨も10分程で上がると、何事も無かったかのように
薄い日差しが射してきた。

 再びホテルの前からバスに乗り、途中中禅寺湖バスターミナルで日光行きに乗り継ぎ、
いろは坂を下る帰路、世界遺産日光東照宮に立ち寄ってみる。
西参道でバスを降り、深い木立に囲まれた広い砂利道の参道を表門に向かって進む。

 さすがに観光客が多い。
外国人のグループ、家族連れ、カップル、修学旅行生など、都会の雑踏のような人の
群れが、皆同じ方に向かって流れている。



 日光東照宮には、凡そ40年ぶりの再訪に成る。
「日光に来た」と言う記憶は有るが、当時の事は殆ど何も覚えていない。
こんな参道を歩いたと言う記憶も無い。

 黒田長政公が寄進した九州産の石で造られた重文の石鳥居を潜ると、左手に朱も鮮や
かな五重塔が見える。
いわゆる神仏混淆と言われるかたちで、神社にある鳥居の脇にお寺の五重塔が建つ組み
合わせが面白い。



 表門を潜り境内へ入ると正面に三神庫が煌めいている。
どこかで見たような・・と思ったら、正倉院の校倉造を模したものとの説明が有った。
春秋に行われる渡御祭「百物揃千人武者行列」で使用される馬具や装束類が収められて
いる庫だそうだ。



 その前の、一団と人だかりの多い建物が、神厩舎。
皆一様に上を向いて、中には指さして何か囁き合っているその先の長押には、有名な
猿の彫り物が有る。
「見ざる・言わざる・聞かざる」の所謂三猿の彫り物だ。
昔から、猿は神馬を守るとされているらしい。(続)




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