簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

後の祭り(東海道歩き旅・近江の国)

2024-05-24 | Weblog


 何時もの事ながら、後で後悔することが本当に多い。
街道歩きの道中は疲れもあり、極力寄り道を避け先へ、先へと急ぐ。
その余り、あの時足を止め、立寄っておけば良かった・・と、帰ってか
ら思う事が多々あるが、時既に遅し、「後の祭り」である。



 「高橋川」に架かる赤い欄干の「和田一号橋」を渡り、左側に檜山神
社、更に続いて建部神社の鳥居を見て先を急ぐ。

 この社は建部大社、建部大明神とも呼ばれ、延喜式内名神大社に列し、
又近江国の一之宮として崇敬も篤いという。長い歴史と由緒を持つ全国
屈指の古社のようだ。
300m程の参道往復に怖じ気付き、余分に歩くのが嫌で見過ごしてきた。



 HPを見ると、『御祭神、日本武尊は御年僅に16才にて熊襲を誅し、
更に東夷を平定され、遂に32才にして伊勢の能褒野において崩御され
ましたが、父君景行天皇は尊の永逝をいたく歎かれ、御名代として建
部を定め、その功名を伝えられました。(日本書紀にしるされている)
これが即ち建部の起源です。』とある。



 道中に「瀬田名物 特製たにし飴」の看板を掲げる店が有った。
興味は湧いたが、田んぼや用水路でよく見かける巻貝を想像してしまい、
ストレートすぎる名前にドン引きだ。元々飴は余り口にしない事もあり、
店を訪ねる気にはなれなかった。



 気になって後日調べると、明治13年創業の和菓子店の看板商品らしい。
地元では有名な菓子で、単に形が「たにし」に似ているからのネーミング
らしい。

 勿論「たにし」が入っているわけでも、味がするわけでもなく、ハード
なニッキの味と言うから、一袋買っておけば良かった、と今になって思う。
これも帰ってからの後悔で、「後の祭り」である。(続)





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