簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

暇な身でも・・・

2013-03-22 | Weblog
 国内各地を自由に乗り降りし周遊するとき便利なきっぷと言えば、その筆頭は
安くて気軽に使える「青春18きっぷ」ではあるが、普通列車しか使えないので、
広大な北海道や九州を回るとなると使用にはやはり躊躇せざるを得ない。



 例えば北海道内の函館本線は、特急列車が発達している分普通列車の便は悪く、
一部の区間では日に数本しか走らない。
他の「本線」と名の付く路線でも概ね同じようなものだ。



 根室本線などおよそ3時間おき、ローカル線となるともっとひどいところもある。
札沼線の終点・新十津川へ行く列車は一日に3本と少なく、普通列車だけを利用して
効率的に行程を組もうとすると、まるで難度の高いパズルでも解くように悩まされる。



 行き止まりの盲腸線の終着駅では、列車が何本も有れば、一列車遅らせて少し
駅周辺をぶらついてみようか・・・と言う事になるのだが、乗ってきた列車の折り返し
を逃すと次が何時間も無いとなると、さすがにのんびりと観光している間もなく、直ぐ
に折り返さざるを得ない。乗り潰し旅とは言え、これではさすがに味気ない。
また、各駅での乗り継ぎの待ち時間をいかに少なくするかも悩ましい問題である。



 学生時代のように、当時販売されていた「均一周遊券(B券)」を一枚(実際には
「A券」と二枚)持って、ゆっくりと有効期間一杯、時間をかけて回れるのなら良いが、
いくら退職し、暇な身とは言えさすがに長期間家を空けることは憚られる。



 普通列車だけしか使えない旅は時には無理もある。こんな時はやはり特急列車を
効率よく使いたい。(続)


 写真は、山形県・銀山温泉(本文とは無関係)

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