簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

熱帯夜

2015-08-14 | Weblog
 我が家の寝室には、クーラーが無い。
眠られないほどの熱帯夜が何日も続くと、やはりクーラーが欲しいと思う。
しかし、何時も「そう何日も続くものでもない・・・」と、言い聞かせ、我慢をしてきた。
そんな我慢が、もう30数年も続いている。



 最近では自宅の近辺でも開発がジワジワと広がっている、とは言え、まだまだ周
りには豊かな自然が残されている。
だから吹きさえすれば、田畑や川面を渡る風は爽やかで心地いい。



 そんな自然の風を期待して、夜は、寝室の南と北側に有る窓を開け放ち、網戸だ
けにしてカーテンを引く。それも全部引いてしまえば折角の夜風を遮ってしまうので、
三分の一程度は開けたままだ。
こうしておけば、すこしの風が有れば大抵の夜は過ごすことが出来た。



 しかし、最近では夕方になるとパタリと風が止んで、その後も蒸すような昼間の暑
さがそのまま残る夜が多くなった。所謂熱帯夜と言われる奴だ。
「夜間に成っても最低気温が摂氏25度以上」のことを言うのだが、最近ではこれが
全国的に増加・長期化している傾向にあると言い、確実に当地でも多くなったように
感じられる。



 この地では最近、田畑が埋め立てられ、新しい住宅や賃貸アパートが増え、宅地
化がすさまじい勢いで進んでいる。
特にここ二三年の開発には目を見張るものが有る。
そのため、こんな田舎の町でも、俄かに人や車や住居が増えた。



 そんなことが、ここのところの熱帯夜の増加とは無縁ではないのかも知れない。
この夏もことのほか暑い夜が続いている。(続)


(写真:佐賀県・大川内山 本文とは無関係)




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