簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

南禅寺(東海道歩き旅・山城の国)

2024-10-07 | Weblog
 折角なので「南禅寺」に立寄ってみた。
交差点を右に折れれば、既に寺の広大な寺域に入り込んだようで、真っ
直ぐな松並木の道が、三門に向って伸びている。
 
 表参道の両側は、その名も良く聞く旅館や湯豆腐の有名店や土産物店
が建ち並び、その間をタクシーや観光の乗用車、バスなどが引っ切り無
しに行き交い、そんな道を観光客も歩いている。



 右手の金地院は、南禅寺の塔頭である。
塔頭とは「禅宗 寺院で、祖師や門徒高 僧 の死後その弟子が師の 徳 を
慕い、大寺・名刹に寄り添って建てた塔や庵などの小院(Wikipedia)」
の事で、何十年か前に来た折には特別名勝の「鶴亀の庭園」を鑑賞した。



 「絶景かな!絶景かな!」

 石川五右衛門の名台詞で知られるのが、日本三大門の一つとされる巨大
な三門である。
潜れば石畳の参道が法堂に向かい、その回りを方丈など禅宗寺院の代表的
な伽藍が立ち並んでいる。



 奥に進むと、有名な「南禅寺水路閣」がある。
疎水を境内に通すにあたり、景観を損なわないように造られ水道橋だ。
何十年か前に訪れた折には、知名度も左程ではなかったのか、南禅寺に
来ても、ここまで足を延ばす観光客は少なかったようだ。



 お寺の境内に在り、凡ミスマッチとも思える様な景観も、今では、
映画やテレビのロケ地としても有名で、観光写真などでもお馴染みの、
京都を代表するスポットと成っている。

 長さ約93.2m、幅約4.0m(水路幅2.4m)の煉瓦造りアーチ型構造水
路は、今ではすっかりと古刹の風景の一部として馴染まれている。



 閑散とし人も少ない場所であったと記憶していたが、今日来てみると様
子は違っていた。
スマホ片手の若い女性、家族連れ、外国人観光客などで溢れかえっている。
取り分け、女性達のお気に入りの場所らしく、レンタル着物で装った若者
の声が、彼方此方で弾けていた。(続)





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