簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

寺院と教会が見える風景 (JR乗り潰しの旅)

2013-02-15 | Weblog
 長崎県の北部、平戸島に位置する平戸は、旧平戸藩松浦氏6万3千石の城下町
である。鉄道の最寄り駅は、松浦鉄道の“たびら平戸口”であるが、観光の中心地
とは離れているので、ここから路線バスなどに乗り継ぐ必要がある。



 観光の拠点“平戸港交流広場”からは、対岸の亀岡公園に建つ平戸のシンボルと
も言われる再建された平戸城を望む事が出来る。



 ここからすぐのところに“平戸温泉あし湯うで湯”があり、普通のあし湯の他にここに
は全国でも珍しい、腕をつけられる”うで湯”がある。
近くには平戸で生まれた作詞家・藤浦洸の“平戸のうた”の記念碑もある。
藤浦洸と言えば、その昔NHKテレビ“私の秘密”での活躍が懐かしく思い出される。



 15分ほど坂道を歩いた市街地の西に位置する丘の上に有るのが、“平戸ザビエル
記念教会”、先端部に十字架を頂いた先鋭な造りの屋根が印象的な教会だ。


 
 教会の脇を抜け裏に回ると、“寺院と教会の見える道”がある。
山の狭間の切り通しのような下り階段の道で、両側の石垣には緑が絡まり、道には
石畳が敷かれ、所々に置かれた行灯が風情を添える散歩道だ。





 左手が少し開けると石垣の上に光明寺の塀が現れ、更に降り進むと瑞運寺の塀が
続く。そして丁度この辺りから今降りて来た道を振り返ると・・・。

 緩やかに波打つ土塀に、木々に囲まれた黒瓦屋根の寺院の建物やお墓が重なり、
さらにその奥には教会の尖塔が天を突いて聳えて見える。
 ここからは寺院と教会が同時に見える、何とも不思議な光景が展開する。(続)



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