土肥金山の出口付近には、こんもりとした盛り土にアロエが沢山植えられていて、
赤い花が咲いていた。
アロエは12月の中頃から1月にかけて花を咲かせるようで、この時期に成ると半島の
あちこちで見られ、早い春を楽しむことが出来るらしい。
暖かい土肥温泉では、梅の花に混じって、早咲きの桜も咲いていて、いかにも温
暖な地らしい。
しかし温泉街には桜並木は無いというから、何とも勿体ない気がしてしようがない。
2013年6月、日本を象徴する「富士山」がユネスコの世界文化遺産に登録された。
以来登山は勿論のこと、周辺各地の富士を望む眺望の地が、何かと話題になりマス
コミなどがしきりに取り上げているが、ここも密かな穴場とし知られ始めているらしい。
それは静岡県の清水港と伊豆半島西海岸の土肥港を結ぶフェリーの航路で、ここ
には駿河湾フェリーが一日四往復就航していて、この間約31キロ、65分の船旅が楽
しめる。
その最大な売りは、何と言っても船上から望む富士山の眺望で、これが俄かに脚光
を浴びていると言う。
そんな中、静岡県は「海上県道223(フジサン)号」を開通したと発表した。
これは清水港と土肥港を結ぶフェリーの航路を、観光目的で海上の「みち」として県
道に認定し、新たな観光資源として期待しょうとするもので全国でも珍しいことらしい。
伊豆地域と駿河湾を隔てた静岡市周辺が、一体となって観光の交流を図り、周遊
ルートなどの開発を進めようとする狙いが有りそうだ。(続)
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