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簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

駅西口の再開発(はれのくに)

2016-01-22 | Weblog
 LRT化の話が進む吉備線は、岡山駅の一番西側のホームから発着している。
ホームからは近年再開発された西口広場と、それを取り巻くビル群が眺められる。



 以前の岡山駅西口はあの岡山大空襲でも壊滅的な被害を逃れたために、戦後
も長い間開発の機運は有りながらもなかなか進むことは無かった。
山陽新幹線が新大阪から延伸開業した折のあのお祭り騒ぎにも、駅東口が賑わう
なか、その波には完全に乗り遅れていた。



 従来、新幹線の駅が開業するとその駅舎は、既存の駅の裏口に造られると言う
不文律のようなものがあり、それにより遅れがちな裏口の開発を促すことを狙って
いたとされるが、岡山では新幹線駅舎はどう言うわけか表口に出来てしまった。





 そんな西口も、近年の岡山駅リニューアルにより、津山線・吉備線のホームが移
設しその空いたスペースなどを活用した駅前広場の再整備により新しく生まれ変わ
っている。
西口広場一帯を二層のデッキ構造とし、その一階にバスターミナルを作り、東口に
集中していたバスの分散をはかっている。二階にはタクシー乗り場が出来た。





 これにより人々の動線は、駅舎を貫く東西連絡通路から、このデッキの二階部分
へと続き、更にそのまま歩道橋を渡れば、その先にある複合施設の「リットシティビ
ル」などのビル群へと結ばれていく。
ここには様々の商業施設と、NHK岡山放送局、岡山デジタルミュージアムが立地し、
高層タワーにはオフィスやホテルが入っている。(続)


  

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