簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

エジソン通り(四国遍路の旅・高野山編)

2015-10-28 | Weblog
 駅前の観光案内所に入り、パンフレットを頂いた。
高野街道を歩く旨伝えると、「所々に道標が有りますから、それに従って
進んでください」とのアドバイスをくれた。



 どうやら要所には道標が有るらしい。
インターネットで入手した簡単な地図しか手元になく、当初はこれで大丈夫
なのか心配していたが、どうやら問題は無さそうだ。



 頂いた八幡市の観光パンフレットを見ると、『エジソンは、八幡の竹をフィ
ラメントに使って、白熱電球の実用化に成功しました』と書かれている。
そういえば、石清水八幡宮の境内には、エジソン記念碑があった。



 観光案内所の前を見ると、京阪八幡市駅から延びる通りは、「エジソン通
り」と名付けられ、エジソンの胸像も建てられている。
どうやらここは、あの発明王トーマス・エジソンに所縁の町らしい。



 説明によるとエジソンは、発熱電球の実用化に当り、より長く使えるフィラ
メントを見つけるべく、あらゆる材料を使い試す日々を続け腐心していた。



 そんな時、たまたま手元にあった扇に使われていた竹を使ったところ、
これがことのほかいい結果を生み、その後関係者の来日で、ここ男山の
竹が注目されることとなった。
この竹は、「八幡竹」としてエジソン電灯会社に輸出され、馬蹄形フィラメン
トとして白熱球に使われ続けてと言う。



 古い街道筋に文明の大発明である白熱球に因む逸話が残されている
なんて、なんだか似つかわしくないようだが、いきなりの話題はこの先も
何が出て来るのか、街道歩きが楽しくなるぞ・・と思った矢先、また興味
深いものが一つ、目に飛び込んできた。(続)

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