山吐雲晴樹競粧 高低無処不添光
再三請問得知否 何故猶残鬢上霜
屏風土代(びょうぶどだい)は、醍醐天皇の勅命に応じて小野道風が書いた屏風の下書きです。
その中の「問春」の部分を臨書してみました。
小野道風は、それまでの中国的な書風から脱皮して和様書道の基礎を築いた人物と評されています。
花札の「雨」の札は、書の道をあきらめようと思い詰めた道風が、蛙が何度も柳に飛びつき、
ついには柳の葉に届いたのを見て、自分は努力が足りないと思いなおした姿を描いたものとか。
書は、努力・・努力の積み重ねなのですね。
私ゃ、まだまだ努力が足りぬ!!
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