スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

榊(サカキ)の木、枯れる

2007-04-10 16:25:20 | 出来事
敷地内に植えていた「榊(サカキ)」の木が枯れたため、思いきって切った。
わが家での「サカキ」は、神棚に供える「花」でもある。
樹齢70年、樹高6m。惜しいことだが、仕方ない。
敷地内に、枯れた木があると鬱陶しく、チェンソーでバッサリ!

1年ほど前から、葉っぱに艶が無くなり「オカシイなぁ」と思っていると、枯れ葉が目立ち、ついに新芽も出なくなったのだ。
おそらく込み合った枝を整理しなかったため、内側の枝が枯れ、カイガラムシにやられたと思われる。

「榊」の語源は、神と人との境であることから「境木(さかき)」の意であるとか。常緑樹であり繁えることから「繁木(さかき)」とする説もある。

6月ごろ白い小さな花を咲かせ、11月ごろにダークブルーの小さな実を付ける。この実の液が手につくと、とれず、大変なのだ。

榊は「本榊(ホンサカキ)」とも呼ばれ、西日本に多く見られるとか。

東日本ではサカキが無く、「ヒサカキ」を使われるという。
ヒサカキとは、「シャシャキ」「シャカキ」「下草」「ビシャコ」などと地方名で呼ばれることもあるとか。
わが家では、「ビシャコ」と呼んでいる。仏前に花が無いときは「ビシャコ」を供えることがある。

切り倒した「サカキ」の子供が別のところで3mほどの大きさに育っており、後継は大丈夫である。


下の幹だけ残し、バッサリ!(根元から新芽が出てくるかも・・・と期待しているが・・ダメかなぁ。)

去年からチョット様子がおかしかったのだ・・・。

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5 コメント

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Unknown (aiai)
2007-04-10 18:47:11
大きな榊だったのですね。新たな芽が出てくるといいですね。
実はわが家も神棚に供える榊をお店から毎月2回ほど買っているのですが、生垣に榊を植えてその葉を神棚に供えようかなと考えていたところです。
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Unknown (のび太)
2007-04-10 19:09:02
大きな樹なのに残念ですね。 でも、残した樹木の部位から新芽が出るでは?・・・。 我家でも、郊外の自宅にプル-ンを二本植えてるのですが、大きくなり過ぎ、毎年、丸坊主に枝を切るものの生命力が強いのか、沢山、実を付けますが持て余しています。
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Unknown (ヒキノ)
2007-04-10 20:34:55
わたしの生まれ故郷信州では榊は山の雑木として生えていました。神事にしか使わないので下刈りしてました。お祭りのときは山に切りに行ったものです。ビシャコというかは知りませんが榊と読んでました。懐かしいです。
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Unknown (山法師)
2007-04-11 03:43:04
70年間もお庭の一角に君臨し、スターアニスさんの生まれる前から御家族を見守り続けてきた「榊」残念な事でしたね。キチンと後継者を作っておられたとは、さすがですね。後継の「榊」も代々、ご家族の皆さんを見守ってくれる事と思います。
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Unknown (のび太)
2007-04-11 07:07:10
我家は、二世帯住宅が郊外にあるんですが、除雪などが大変なため長男家族(4人)が郊外を管理・私とdoramiが繁華街の集合住宅(3LDK)で暮らしているんですよ。 郊外の家は、庭もあり果樹等を植栽しているんですが、生活に不便なため月数回行ってみるだけなんです。 集合住宅は、数年前、確保・狭いのが難点ですが高齢者には生活しやすいかなと思ってます。
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