スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

『春暁 (春眠暁を覚えず)』

2023-09-02 05:00:00 | 筆文字に親しむ




中国の詩人、孟浩然(もうこうぜん)が詠んだ漢詩「春暁」の原文。

春 眠 不 覚 暁 春眠暁を覚えず (しゅんみんあかつきをおぼえず)
  (春の眠りは心地がよく、夜が明けるのも気づかないほどです。)
処 処 聞 啼 鳥 処処啼鳥を聞く (しょしょにていちょうをきく)
(あちらこちらから鳥のさえずりが聞こえてきます。)
夜 来 風 雨 声 夜来風雨の声 (やらいふううのこえ )
(そういえば昨夜は風雨の音がしていたな。)
花 落 知 多 少 花落つること知る多少 (はなおつることしるたしょうぞ)
(いったいどれほどの花が散ったことでしょうか。)


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2 コメント

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懐かしい (ジュリア)
2023-09-02 20:16:02
懐かしい~
高校時代にタイムスリップしましたわ~
とてもユニークな漢文の先生
漢文は暗記させられるので怠け者の私は苦手でしたけど

我が家も義母が趣味で書いた書がいくつも残っていますが・・・ゴツゴツとして岩みたいな頑固でどうにも・・・・・人柄が出るのでしょうね

いつも拝見させていただいて
流れるようなたおやかな筆であったり
勢いが有って鋭い筆であったり
やはりお人柄やそのお気持ちが表れているのだなぁ・・・と
お人柄は書ににじみ出るのでしょうかねぇ
まったく素人なので良く分からないのですが・・・
ジユリアさんへ (スターアニス)
2023-09-03 09:10:21
コメントありがとうございます。
私は、先生に教えてもらうわけでもなく・・無手勝流に取り寄せた書の手本を見て、楽しんでおります。

草書はクネクネしていて、少しは騙せるのですが・・・楷書となると、本性が出ますから・・・ダメですね。
でも、やはり楷書の文字をキチッと書かなければ・・と思っております。

文字の成り立ちや歴史を知ると、ますます面白くなります。
書き溜めたものが、まだありますので・・・よろしければ暇つぶしにお付き合いください。

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