スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

万葉歌でつづる「持統天皇の伊勢行幸」 in名墾

2015-07-09 10:01:08 | 出来事
去る7月4日のこと。

我が里でお世話になっている『万葉うたいびと・風香』さんの、
三重県名張市総合福祉センターで催されたコンサートを観てきた。

この会場でのコンサートは昨年に続き2回目。

昨年は『大伯皇女の嘆き~斎王として姉として』を披露。

今年は、昨年の内容を第一幕として上演。
第二幕として、『万葉歌物語「伊勢行幸と持統天皇の夢」』として、
今回のための新曲と万葉劇を披露。

「歌物語」と銘打っての演出であるため、歌あり芝居ありで・・・・
三輪高市麻呂に扮した名張歴史読書会・高見会長も舞台で熱演される姿も・・・。
そして歴史読書会メンバーも画面に登場。

語り・万葉歌・万葉劇などを組み合わせた構成。
万葉歌の作詞・作曲から舞台の演出に至るまですべて一人で担当。
一つの曲づくりに大阪まで何度通われたことか・・・。
そして・・・舞台の背景で流れる動画の撮影・編集も・・・。
何度かの衣装替え、小道具の揃え・・・・などなどすべてご自分で・・。
ただ、衣装や小道具づくりには、ご友人の助けも・・・。
キメ細やかな演出が心地よい。

BGMの音ひとつにもこだわっての仕上げ。
スタジオオーナーでありプロ歌手の森さん、プロピアノ奏者・吉田さんの力添えも大。

難を言えば、会場の音響設備が・・・・。
これほどの立派な会場で、歌声が割れるのは、いただけない。
せっかくの美声が・・・そしてこだわりのBGMが不燃焼だった。
もったいないステージだった。

それでも、このアクシデントを上回るステージ内容だった。
万葉劇をこのような形で構成・演出される風香さんの底力の強さを知らされた。

万葉歌の原文を忠実に、その歌い手の心に寄り添っての現代風への意訳。

ますます活躍が期待される『万葉うたいびと・風香』さんです。

何処かのTV局サン・・・是非、この企画取り上げてくれないものか・・・
このままのワンステージでは、もったいない。















このブログをご覧のTV局関係者の皆様・・・・どうか、スポットが浴びられますように・・・
お願いいたします。


コメント (4)
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