桜花を求めて ⑪ 宇陀・東吉野へ

好きな桜の木の一つ、東吉野村・宝蔵寺の枝垂れ桜を訪ねた。

向かう途中の山桜は、まだ蕾。日当たりのよいところでは咲き始め・・。

まだ、ダメかと思いきや、何と一番の見頃の7.8分咲き。

あるところで紹介されていたのだが、京都・醍醐寺の枝垂れ桜のひとつとここの枝垂れ桜のＤＮＡが遺伝的に近いとか・・・。

宝蔵寺から運ばれた桜『エドヒガン（江戸彼岸）』が京都で生きている・・・・。　

樹齢450年も経つと・・・このＤＮＡは日本各地に広がっているのかもしれない。

桜花を求めて ⑩ 三輪の里、唐古遺跡へ

昨日（4/4）は、小雨混じりの冷たい強風が吹いていた。

風避けがなかったり、高台に登っての撮影では、三脚が吹き飛ばされそうになる。やむなく腰を落として踏ん張って手持ちで撮ることになる。腰痛持ちの私にとって、辛い姿勢となる。



ここ2.3日前の暖かさから一転、寒さが戻り、咲き始めた桜の花は・・・「せっかく満開に咲こうとしているのに・・・嫌だ、イヤだ！」と、言わんばかりに枝先を揺らしていた。

そして、耐えかねた花の中には、散り始めたものも・・・・はかないものです。



▲海柘榴市の初瀬川沿い。うしろは三輪山。


▲田原本・唐古遺跡に立ち寄った。


▲池の周りは満開。


▲強風に耐えかねた花びらが散り始め、足もとには花絨毯が出来ていた。


▲楼閣に夕陽が落ちるのを待ったが・・・あまりの寒さに退散・・・。これではカメラマン失格ですよね。