スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

京都・浄安寺の花 ①

2010-03-27 23:59:51 | 出来事


今日は久しぶりの晴天。
京都右京区の何箇所かの桜の開花状況を尋ねると、まだ2分咲き程度とか。来週中頃が見頃と言われた。

それでは・・・ということで、久御山町や宇治市の椿の花を観て回った。

(これはブログ友達のよりりんさんに教えて貰った情報です。<よりりんさんのブログ記事>)

まずは、椿の寺・浄安寺の『椿展』。そして、今日、明日に亘って催されている「宇治市植物公園」での『椿展』を見に行った。

まずは浄安寺へ。
ひと通り境内の椿を見た後、本堂へ。
住職の奥さんにお茶とお茶菓子、さらに橙の湯を頂きながら、本堂の床に活けられた30種類ほどの椿の名前、添えられている枝木、そして花器の種類やそれにまつわる思い出などについて、ひとつひとつ丁寧に教えて貰った。

これらの椿は、境内に植えられており、奥さんが挿し木をして育てられたものとか。
「浄安寺椿」という名の椿もある。
10月頃から5月まで、何らかの椿がいつも咲いているという。

境内の椿を切り、それに相応しい茶道などに使う枝を切り、またそれに相応しい花器に活けると言われていた。
この「椿展」を見に、関東や山陰・九州方面からも、来られるという。

椿の花だけを見るのも楽しいが、花器に活けられたものを一体として見ると楽しさが倍増します。

今回は、境内に咲いている花を紹介します。
明日は、本堂に活けられていた椿を・・・。





▲境内にある248種類の椿の名前一覧表を頂いた。境内には椿ばかり。桜と木瓜とツツジが少しだけ・・・。椿は殆ど満開だ。


● 浄安寺  京都府久世郡久御山町佐山  0774-41-6036