「玉列」・・・と書いて「たまつら」と読みます。玉を貫ねるという意味から「魂貫」。魂を受け継ぐということなのでしょうか?
境内には、200種、500本の椿が植えられています。
万葉の時代から、この地では椿が多く植わっていたようで、万葉集にも数多く歌われ、「玉つらのつらつら椿」と親しまれています。
大神神社(三輪神社)の摂社で、三輪山の東の麓、桜井市慈恩寺にあり、「山之辺の道」の東の端に当たります。
一昨年に比べ、椿園が拡張され、椿の花数も増えています。
▲「玉列神社」の入り口には、『匂椿春風』が迎えてくれました。
▲手水舎前の椿は、毎年綺麗なピンク色です。
▲手水舎まえから見ると・・・左右に種類の異なる椿の花が植えられています。
▲いろんな種類の椿が見られます。名前の立て札があったりなかったりで・・・。
3月28日(日)に、「椿まつり」が行われ、髪に椿の花をつけた巫女が神楽「浦安の舞」を奉奏され、また、「椿饅頭」や「にゅうめん」が振舞われます。
<2008年3月16日に「玉列神社」を訪ねた時の様子です。>