スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

『まいど1号』いよいよ宇宙へ

2009-01-16 23:26:17 | 出来事

大阪府東大阪の町工場の経営者らが不況の波を乗り越えるため、「人工衛星を打ち上げよう」と、組合を立ち上げてから約5年10カ月。
その人工衛星「まいど1号」が、いよいよ今月21日(水)12時54分~13時16分に種子島宇宙センターから、H-ⅡAロケット15 号機で打上げられます。

「夢を打ち上げるんやない。夢で打ち上げるんや」・・・・・と、東大阪市の航空機部品製造会社、アオキの青木社長らが組合を立ち上げてスタートしたのは平成14年12月。
その後、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業に採択され、府大、阪大の協力や東大大学院の研究グループなどと共同で開発したのです。

 ▲産経ニュースより借用

「まいど1号」は、縦・横・高さが約50cm、重量は約50kg。
この衛星で、世界で始めてカミナリ雲を観測するための基礎データを収集するのだそうだ。
得られたデータにより、飛行機の航路をより安全に確保出来るという。他にも落雷予報の普及によって、カミナリ被害が少なくなるのでしょう。
また、後に続いての衛星開発に向けて機器の性能などをチェックするという役目もあるとか。

「まいど!」は、大阪の商習慣の言葉で、挨拶とか仕事を貰ったときなどの御礼の意味があり、宇宙で「まいど!」と元気よく先輩衛星諸氏に挨拶して・・・・。
そして、不況に苦しむ関西を活気づけ、若い世代へモノづくりを継承してくれる星になってくれることに期待したいものです。

コメント (6)
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