人生は！芥川龍之介

　芥川龍之介著に「珠儒の言葉」の項で人生について述べている。

　人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うのはばかばかしい。重大に扱はなければ危険である。

　人生は落丁の多い書物に似ている。一部をなすとは称し難い。しかし兎に角一部を成している。

　混沌とした今の時代、高校生も大学生も就職活動に懸命であり容易な世の中ではない。今は人生とはと考える暇も無いであろう！
　なれど「人生とは！生きるとは！」を考え一歩踏みとどまる余裕が欲しい！

日展そして似顔絵！

　昨日は私たちの結婚45周年記念日であった。特に特別なことはしなかったが41回日展に六本木・国立新美術館へ出かけた。滋賀県在住の陶芸家高橋政男氏が毎年招待状を贈って下さるので欠かさず色々な美術を楽しむことが出来る。

　昼食は遅くなったが多くの芸能人、石田純一、八代亜紀、五木ひろしなどのサインを掲載している六本木のお店で済まし真っ直ぐ横浜へ戻り馬車道祭りに出かけた。お目当ては「似顔絵」である。毎回5人ほどの方が出て似顔絵を描いている。昨年はＴＶチャンピオンになられた小笠原智子女史に描いてもらった。

　多くの方が並んでいたので順番に書き手の前に座り私達は二十代の女性安田仁美さんに描いてもらった。描いているときに安田さんは私の顔のひたいの部分が「ヨン様」に似ているとポツリと言われた。私はビックリ！へぇ～！と。

　昨年描いて頂いた小笠原智子女史が私達を見てアラァ～と言いながら昨年も描かれましたね！と。よく覚えていてくださいましたねと言うと「私の眉毛を覚えている！」とのことであった。

　今回描かれた安田さんの絵は、似顔絵の周りがハートマークで飾られ結婚４５周年記念の思い出として残すことが出来た似顔絵であった。

嬉しい礼状！

　昨日、「横浜市健康福祉局　高齢健康福祉部　高齢健康福祉課」から封書が届いた。開封してみると礼状と共に図書カードが同封されていた。

　8月後半から9月上旬の間「敬老特別乗車証モニター」を引き受けその報告書を提出した。それに対するお礼である。

　何か協力できたとの思いがあり爽やかな感じを味わった。物事に対するお礼はこの社会に身を置く者にとって大切なコミニケーションである。嬉しく礼状を拝読した。