いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

蝶が親指に!

2009年10月29日 08時16分30秒 | 兎に角書きたいの!
 先日、ダンス旅行で「二本松城跡内の菊人形」を鑑賞した。今年で55回のテーマは天地人である。日本最大級の祭典という規模は見事なものである。今回で三度目の鑑賞で何時見ても素晴らしく管理をされている人達の専門家としての知識に頭が下がる。

 城内に入ると菊花展示がぐわあぁっと眼前に広がる。少し進むとダンス仲間のご婦人の親指に2センチほどの大きさの蝶が止まった。40分ほどの鑑賞中ずーぅっと親指に止まったままだった。その光景に感激している写真を何枚か撮った。

 その蝶は彼女が城内を出るときに親指の上で羽を何度か開閉をしひらひらと飛び去った。彼女はひどく感動しその意中を語ってくれた。

 旅行の一週間前に祖父が亡くなり青森まで彼女運転の車で駆けつけたがお通夜には間に合わなかった。と言うことでこの蝶は祖父の化身ではないかと思ったとのことである。

 蝶のこのような話はよく聞くし、私の長女の場合にもその様な現象を何度か経験しているので彼女の思いは十分に理解できた。

 それにしても40分以上も彼女の親指に止まり一緒に菊人形を鑑賞した現象を一緒に経験したことで娘と蝶のことが改めて思い出された三度目の菊人形の鑑賞であった。

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