いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

シンドラー社製エレベーター設置の不思議

2006年06月08日 08時31分02秒 | 兎に角書きたいの!
 6月7日まで、何故シンドラー社製エレベーターが公的機関の建物だけに設
置されているのだろうかと疑問を持っていた。
 例えば、港区住宅公社・東京工業大学の総合研究棟・福岡市地下鉄・札幌市
営住宅・滋賀県県営住宅・神奈川県では、県営住宅・横浜市営住宅・横浜市営
地下鉄などに設置されているのは、シンドラーのエレベーターであるとの報道
がされていた。シンドラー社は、公的機関と何らかの関係があるのではないか
と疑問を持っても不思議ではないであろう。日本には、世界的な東芝、日立、
三菱がある。なのに何故なんだと…シンドラー社製エレベーター設置は、全国
で6、000台程で1都1道9県に及んでいると言う。
 今朝の産経新聞で判明した。民間では福岡の家具店が設置しているとの報
道で、それ以外は全て公的機関である。
 シンドラー社は、「低価格を売りに、公共機関の建築物でシェアを拡大して
きた」「同社は入札に参加すれば価格競争で落札が可能な公共事業に傾注し、
大手では出せない低価格の数字で落札していった」など。そこでトラブルが公
共機関の建築物で相次ぐのもこのためだと報道している。
 そして、東京都昇降機安全協議会の担当者は「国内メーカーは『静か』『乗
り心地』『省エネ』を重視し、数ミリの床との段差も許されない。外国のメー
カーは、わずかの段差は許容範囲という傾向にある」と指摘している。と言う。
 私には、公的機関が低価格だからといって指定するところに疑問を感じるの
である。入札前に該当機関は、各製造会社の性能、安全性、使用頻度、利便
性などの要素を検討して入札価額を設定するはずである。いくら入札制度で低
価格だからと言って落札する公的機関の対応に疑問を感じる。指定するのは、
低価格は隠れ蓑でその裏に何かかが存在するのではないかと邪推している。
 公的機関は、『安全性』についてはもっとも厳しい立場で対応をするものだ
と私は思っているからこそ疑問を感じるのである。入札制度の裏で何かがなけ
ればいいがと。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 国画会と棟方志功 | トップ | 母乳が大好きな愛ちゃんへ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

兎に角書きたいの!」カテゴリの最新記事