自民党は猛省すべし！・都知事選

　７月３１日（日）午後１０時２０分現在、小池百合子東京都知事誕生を報じている。この結果に喝采！喝采！都知事選の出発点で自民党は古臭い体質を露呈した。まず当初参議院応援演説に来ていた安倍総理、石原都議連会長のあの行動で失望した。小池百合子氏も応援に駆けつけているのに小池氏の姿を無視して通り過ぎたあのＴＶ画面は強烈であった。そして自民党東京都議連は７月１１日「親族も含め都連所属議員が【非推薦】候補を応援した場合、親族まで処分対象になると”警告”する文書を石原伸晃会長名で出した。いったいこの人たちは何様と思っているのだろうか。このような混乱を招いたのは都連会長の優柔不断な態度によって始まった。現在の都連会長は父親の力によるもので、この人に政治家としての胆力も決断力も実行力も持たない政治家としてはどうだろうか。８月に行われる内閣改造では大臣から外すべき人物である。
　都知事選で、自民党のあの古い体質を思い起こさせる対応には唖然とした。やはり都議会の体質を改めるべきで小池新知事にその透明性への改革に期待したい。そして舛添前知事の政治資金等の追求と前知事と一蓮托生だった与党議員、リオオリンピック視察団を送るに当たって他の政党が辞退したことに乗じて自民党の参加者を増やしていこうとしたが、都民の声に押されて断念した。この体質は正に昔の古い自民党体質である。今の安倍政権に期待し応援している身にとっ今回の都議連の行動にはあきれた。私は当初から小池百合子都知事を望んだ。
　世界に目を向ければ、ドイツ、ブラジル、イギリスそしてアメリカも女性指導者が誕生しそうである。今や女性がリーダーとなる時世である。その中にあって、ある国と同じ予算、人口を持つ東京都に女性知事が誕生することは日本にとって最高の幸運を招いたことになる。自民党もよく反省し党則に反したなど後付けの事由で混乱を招いてはならない。日本を世界にアピールするためにも自民党は全面的に小池百合子新東京都知事をバックアップする体制を公表し積極的に応援していくべきが今後の自民党をより良き政党にしていく試金石でもある。小池百合子都知事誕生おめでとう！！